【受付終了】中海浚渫窪地の環境修復についての報告と意見交換会のお知らせ
2016/04/18 update
―自然再生推進法にもとづく中海自然再生第2期(平成29~33)に向けた報告と討論―
日時 平成28年4月28日(木)13時~16時
場所 認定NPO法人自然再生センター事務所
中海の自然再生事業は平成24年度にスタートし、28年度が第1期の最終年となります。
中海窪地の環境修復については中国電力㈱の協力を得て、これまで順調に進んできていますが、第2期に向けた計画立案の時期にきています。
この会では、これまでの事業の経過および27年度事業についての報告とともに、28年度の計画と今後の進め方(長期戦略)を討議したいと考えています。
石炭灰造粒物をもちいた窪地修復をいつまでに、どこまで行うのか?、他の産業副産物の利用は?、窪地の存在は中海の水環境にどこまで悪いのか?、窪地埋め戻しの費用対効果は?、窪地は元浅場、国交省の浅場造成との関係は?、環境省や地方行政との係わりと公共事業化への展望?、窪地の存在を積極的に利用した赤貝(サルボウガイ)の養殖漁業の可能性?、等々の課題についても、この機会に意見交換ができることを期待しています。
なお、会場に制約がありますので、参加される場合は事前に下記宛にご一報くださるようお願い致します。(世話人:桑原智之、樋野和俊、徳岡隆夫)
中海浚渫窪地の環境修復-これまでとこれから―
【報告】
・平成24~27年度の石炭灰造粒物(ハイビーズ・ハイロック)を用いた2つの窪地(細井沖及び錦海‐穂日島沖)での修復事業の経過 樋野和俊(中国電力)
・平成27年度事業の施工状況及び2つの窪地におけるハイビーズ施工後のコア採取
富田数康(アジア建設㈱)
・平成27年度の2つの窪地での環境モニタリング調査 桑原智之(島根大学)・須崎萌実(米子高専)
・平成28年度の事業計画(モニタリング調査および施工計画)について 樋野和俊(中国電力)
・細井沖窪地での赤貝(サルボウガイ)垂下養殖試験及び国交省浅場造成地でのハイビーズ散布地でのベントスの出現状況 川上 豪(認定NPO自然再生センター)
【総合討論】
産業副産物を利用した中海窪地の環境修復を今後どのように進めるか
―中海の自然再生第2期計画に向けて―(司会 桑原智之・樋野和俊・徳岡隆夫)